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執筆者の写真渡辺智弘

インソールの寿命

更新日:2020年5月10日



『インソールの寿命ってどれくらいなんですか?』

インソールを販売してるとよく質問されることなんです。

頻度・環境・年数

いろいろあると思います。

もちろん上の3つ以外にも細かく言えば、使用する方の足の状態や体重など様々な要因があるのでハッキリとお答えできない部分もありますが、ここで言うインソールの寿命は目安として考えていただければと思います。

先に答えを言ってしまうと

約1年

短い?長い?

それぞれに思う方もいると思いますが、実際には半年くらいでダメになってしまう方もいれば、2年経っても『まだ使ってます』って方もいます。

正直なところ『割れたり、穴が空いたりしなければ使えるでしょ?』っていう理屈からしたら結構使えるかもしれません。

だけど、インソールの役割って何ですか?

足の骨格を整えて、正しく動けるように機能させてくれるのが役割。

だとしたらその機能って見えないですよね?

じゃあいつわかるのか?

それは新しいインソールに履き替えた時!!

インソールは少しずつその機能を失っていくため見た目にはわからないんです。

なので、履き替えた時にはじめて『えっ?ちがう!』ってなるんです。

インソールの多くがプラスチックで出来ています。

プラスチックであれば毎日身体全体を支えている足元への負担を考えたらどうですか?

歩行のたびに足元が受ける衝撃は体重のおよそ2~3倍、走ったり跳んだりなどスポーツ時は10倍近くまで衝撃が強くなることもあります。

私が70キロくらいなのでその3倍となれば210キロ。

それが一日に何千回も繰り返されて一年で何百万回も繰り返されて劣化しないわけないですよね。

最近でこそカーボン素材の商品も多いですが、5,000円程度で販売されているカーボンは、薄さ・硬さ・軽さを出すためプラスチックに数パーセントのカーボンを練り込んだような商品です。

もちろん硬すぎても機能しないので配合や練り込み方はそれぞれのメーカーによってもそれぞれだと思います。

硬くてもしなりがしっかり出せて薄くもできる。さらに軽くて長寿命なんていうカーボンは実のところとっても高価なんですよ。

ですから『カーボンだから長持ちするんでしょ?』っていうのもよく言われますが、そういうことはほとんどないんです。

なぜなら長寿命のためにカーボンを使用しているのではなく、機能性を出すためにカーボンを使用しているから。

少し話が逸れましたが、一般に市販されているインソールは靴などと同じで消耗品であることを理解していただけましたか?

インソールを適正に使用していただくために、足元のメンテナンスはお早めに。

フットラボでは使用中のインソール劣化チェックもやってますので、気軽にご相談ください。



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